皆さん、初めましての方は初めまして。
jubeat Advent Calendar 2020の18日目?(12/18)を担当させていただきます、ブレアと申します。
よろしくお願いします。
jubeatはripplesが稼働した頃に始めて、knit APPENDあたりからメイン機種になりました。そのまま今に至るまでマイペースに続けてます。
長年音ゲーを続けていると、連動イベントなどで他の機種に触れる機会が結構あるかと思います。やってみると意外と面白くて、そのまま興味を持って本格的に手を出してみるなんてことになり気が付けばあら不思議、器用貧乏音ゲーマーの誕生です。
自己紹介おわり。
そんな自分が、jubeatの好きな曲について語りつつ、ついでに何かしら関係がある他機種の好きな曲も紹介しちゃおう、というのがこの記事のコンセプトです。
カレンダーの主旨からちょっと脱線してる気もするのですが、あくまで起点はjubeatということでなんとかご容赦頂ければ幸いです。
あともう1つ、その機種メインのプレイヤーにはとても知識量で敵いませんので、そこはお目こぼし願います。この記事を読んで少しでも気になった方は、ぜひ周りのプレイヤーに聞いてみてください。もっと魅力的な布教をしてくれるかもしれませんし、なんなら優しく手ほどきまでしてくれるかもしれません。※対応には個人差がありますので責任は取りません
長い前置きが済んだところで、本編の方に進んでいきます!
紹介したい曲は星の数ほどありますが、今回は絞りに絞って5曲ご紹介します。それではどうぞ。
① さよならトリップ / Dormir
【難易度】 BSC : 3 / ADV : 7 / EXT : 8
【初出ver】 knit
TOMOSUKE氏とくりむ氏のユニット、Dormirのjubeat初提供楽曲です。キラキラしたメロディとくりむ氏のウィスパーボイスで非常に癒される1曲となっています。
EXT譜面はイントロの音数と共に増えていくノーツや「階段」「K(iss)」「花」などの歌詞に合わせた配置、間奏の〇×形の16分地帯、アウトロの妄想考察が捗る同時押しなど、最初から最後まで完成度が非常に高いものとなっており、個人的に大好きな譜面の1つです。
現在は難易度改定によりレベル9→8に降格していますが、間奏の16分地帯は中々の初見殺しなので注意です!
ちなみにADV譜面にも歌詞合わせの配置があったりと、EXTに似た譜面構成になってはいますが、微妙に違いがありますので、是非プレイして確かめてみてください!人によっては、EXTより初見スコアが低くなってしまうかも……?
jubeat以外のAC機種ではREFLEC BEATとDANCERUSHに原曲が移植されており、Dance Dance Revolution(とBeatStream)にはアレンジ : Sota Fujimori、歌唱 : 東雲夏陽(ここなつ)の「さよならトリップ ~夏陽 EDM edition~」が収録されています。
いずれも難易度は抑え目になっていますので慣れていなくても楽しめると思います。是非。
そしてお待たせしました、皆さんにオススメしたい曲はこちらです↓
星夢 / Dormir (収録機種:GITADORA)
GITADORAに収録されているDormirの楽曲で、タイトルやジャケットから想像されるように、夜空に浮かぶ星座をイメージしたしっとりファンタジーな曲調になっています。寝る前に聴くと良い夢が見られそうな、そんなオシャレな曲です。
実はこの曲との出会いはACではなくアプリ版のGITADORAだったのですが、初見でガッチリ心を掴まれてしまいました。エレキギターのアルペジオが非常に美しく、ピアノやアコギの音から穏やかに始まったイントロにエレキギターの音が加わり、一気に満天の星空が広がったように感じられます。書いてて恥ずかしくなってきた
こちらの曲も難易度は全体的に控え目になっていますので、曲を存分に楽しみながらプレイできるかと思います。
ところでこの曲のタイトルの「星夢」、最近どこかで見た気がしませんか?
【ここなつ オンラインライブ開催決定!】
— EDP OFFICIAL @ 12/19『ここなつ2.0』Xmas LIVE星夢~ホシニネガイヲ~ (@EDP2016official) 2020年11月27日
『ここなつ2.0』Xmas LIVE星夢~ホシニネガイヲ~
2020年12月19日(土) 19:00 START
視聴チケット:3000円(税込)
販売URL:https://t.co/5quLYjzwf5
詳細はHPから!https://t.co/Qrn5tMrL8p#ここなつ #ここなつ2.0 #ひなビタ #星夢 pic.twitter.com/tcMmuzQTXF
↑「2.0」のハッシュタグが外れてるのちょっとおもろい
そうです、
『ここなつ2.0』Xmas LIVE星夢~ホシニネガイヲ~
ということで、2020年12月19日(土)に行われるここなつ配信ライブのサブタイトルになっているんです!
チケットの購入は2020年12月25日(金)12:00まで!
まだ間に合います! 是非!!(宣伝)
いったいどういう繋がりが…?という説明を始めるとあまりに脱線がすぎるので、こちらのツイートを貼って説明に代えさせていただきます。
【運営より】ライブのタイトルにある星夢ですが
— ひなビタ♪情報局 (@hinabitter) 2020年11月27日
ここなつがデビューした事務所名がスタードリーム
倉野川に来たきっかけとなった隣町にあるメガ商業施設『みらいタワーほしゆめ』
星にちなんだスターロードを今もかわらず歩む二人を
是非ライブで応援してあげてくださいね!#ここなつ #星夢 #ひなビタ
ひなビタ♪はTOMOSUKE氏が監修を務めていることもあり、随所にTOMOSUKE楽曲の要素が散りばめられているんですね~(早口)
1曲目から長々と語ってしまいましたが、この調子で参りましょう。
② candii / 八王子P
【難易度】 BSC : 3 / ADV : 6 / EXT : 9.7
【初出ver】 copious APPEND
あのカオスなムービーのAPPEND TRAVELでjubeatとSOUND VOLTEXに収録されたこの曲、ボルテにすらVOCALOIDや東方アレンジの版権楽曲が収録されていなかった当時はjubeatに初めて収録されるVOCALOID歌唱の楽曲ということでとても話題になりました。
曲調としてもjubeatや初代ボルテの醸し出すサイバー感によくマッチしたエレクトロミュージックで、ドンピシャでハマっているな~と思います。
EXT譜面は何といってもイントロとサビ終盤の16分連打が印象的ですね!ノーツ数の都合でシャッターがかなり重いので、クリアを狙う人にとってはサビから最後にかけて非常に厳しい戦いを強いられることになります。また、随所にバックの音に合わせたようなリズムが見られ、意外と精度が取りにくくなっています。初出レベル9で登場してから8年以上の歳月が経って未だにレベル9.7にいるというのも納得です。
ちなみに、ボルテのEXH譜面(jubeatでいうEXT)は直角つまみが1回も流れてこないという結構珍しい譜面になっています。
が、
なんとこの曲、連動イベントの曲ではありますがライセンス扱いのため、ボルテでは既に削除されてしまっています……
jubeatに残ってくれているのはありがたいですが、いつかもしかしたら……なので、当時からjubeatをやっていた方もやっていなかった方も、次回ゲームセンターに行ったときは是非プレイしてみてください。
ちょっとしんみりしましたが、オススメ曲はこちらです。
SAtAN / P*Light (収録機種:SOUND VOLTEX)
八王子Pなら「Love♡sicK」やろがい!!!という指摘は受け止めます。
なんでいきなりP*Lightなの???と思った貴方はどうかこのまま心清らかに生きてください。
P*Light氏といえばハッピーハードコアを得意としており、jubeatにもパピポペピプペパやcaramel ribbon(移植)など聴いていて楽しくなる楽曲が収録されていますが、氏のボルテ収録曲で一際異彩を放っているのがこのSAtANです。
タイトル通りサタンの強そうなイメージから作られた曲とのことで、ハッピーどころか禍々しさ溢れるジャケットに、BPM300のスピードコア(音楽のジャンルに全く明るくないので間違っていてもスルーしてください)、8分縦連が容赦なく襲い掛かるMXM譜面と普段のP*Light氏からは想像もできない曲調になっています。
音ゲー曲としてはやはり譜面に特徴があると印象に残りやすいと思いますが、この曲は尖った譜面もさることながら他の曲から構築される氏のイメージとのギャップにやられてしまいました。是非ご一聴あれ。
③ Move That Body / Expander
【難易度】 BSC : 3 / ADV : 7 / EXT : 9.2
【初出ver】 saucer
"Expander"氏の音ゲー初提供曲です。jubeatにはaura、Pegasusなど他にも何曲か氏の楽曲が収録されていますね!
どれも良い曲なのは間違いありませんが、中でもこの曲は楽曲・譜面・ジャケット全てが良すぎてjubeat全体で3本の指に入るぐらい好きです!
まずは↑にも貼ってあるジャケットについてですが、幾何学的でスタイリッシュな格好良さがありますよね~ ちなみにこのジャケット、3DCGグラフィックではなく普通に2Dで描かれたものらしいです。表現力バケモンか……???
jubeat saucer サントラ第4弾収録曲紹介その10【Move That Body】謎のアーティスト、Expanderによる1曲。で、Expanderって誰だ??<ショッチョー>http://t.co/37t37qAWCx pic.twitter.com/am9yEwft10
— jubeatスタッフ (@jubeat_staff) 2013年10月31日
次に楽曲についてですが、BPM196の早めなドラムステップ(音楽のジャンルに全く明るくないので以下略)になっています。当時のjubeatにはなかなかない曲調で、BPM早めの曲だと私立BEMANI学園で収録された「Empathetic / Sota÷Des」ぐらいかな?という感じでしたので、かなり新鮮さがありました。氏の楽曲はワブルベースの効いたSTEPやTRAPが多く、jubeatの筐体だと低音がゴリゴリ響いて非常に心地良いですよね。個人的にはBPM196ではなく半分のBPM98の雰囲気でノるのが好きです。
最後に譜面についてですが、EXT譜面は8分主体で単押しや2個押しが散りばめられている譜面になっています。どの音を拾っているかも分かりやすく、ノリノリで押すことができる譜面だと個人的には思います。12分や16分もありますが配置やリズムが複雑でないため全体的にスコアが取りやすく、初出レベルは10でしたがclanで9に降格し、festoでは9.2になっています。ただしBPMが早いので8分でも割と忙しく、初見難易度はレベルの割に高く感じるかもしれません。
語彙力が皆無で情けないのですが、総括するとめっちゃ気持ち良くノれる1曲であるということに尽きます。
オススメ曲はExpander氏繋がりでこちらです。
diagram / Expander (収録機種:beatmania IIDX)
(個別のジャケットはないのでサントラのジャケットで)
beatmania IIDXに収録されている楽曲で、ジャンルはGLITCH HOP、BPMは112です。このジャンル名は公式で使われているものなのでありがたく使わせていただきましょう。
グリッチホップというのは、名前の通りヒップホップにグリッチ要素を加えた、「BPM100~120程度」「ハネたリズム」「1,3拍目にバス、2,4拍目にスネア」といった特徴がよくみられるジャンルのようです。近年はダブステップなどの要素に影響を受けたものも多く、このdiagramにも氏の得意とするシンセやワブルベースの音がふんだんに使われている感じがします。
ちょっと詳しい人に見せたらその場で刺されそうな説明ですが、命だけは勘弁してください。
音ゲーといえば高BPMのボスボスしい曲も魅力的ですが、こういうBPM帯の1拍1拍がズンズン響いてくるような曲もまた違った格好良さがありますね。
④ Alive in my Soul / aran
【難易度】 BSC : 3 / ADV : 6 / EXT : 8
【初出ver】 clan
jubeat10周年記念として製作されたclan各街のオリジナル楽曲で、この曲はGreenesia ガール編の曲になります。この企画では4つの街×男女2名=計8曲の記念楽曲が収録されましたが、どれもこれも名曲揃いですので、聴いたことのない曲がありましたら是非この機会に聴いて、そしてプレイしてみてください。
ボーイ編は四隅をホールドマーカーが駆け巡ったり、BPM334だったりと4曲とも中々にはっちゃけた難易度になっていますが、ガール編の4曲はBPMも抑えめになっており、譜面もボーイ編に比べたら大人しいものになっています。(代わりにテクニックが求められている感じはありますが)
中でもこの曲は唯一のEXTレベル8なので、他の9.7、9.8、10.5の面々に比べればBPMも遅めだし譜面も易しい…………と思いきや、不規則な配置の16分は普通に出てくるし文字押しはあるしで意外と侮れない譜面になっています。
個人的には文字押しの頻度や出方もそこまで極端ではなく、曲に合わせた緩急がしっかりついている「難しいけど楽しい」譜面だと思ってます。普段レベル10ばっかりやってるよ~という方でも十分やりごたえのある譜面だと思いますので、是非触れてみてください。
オススメ曲ですが、むしろこっちありきで曲を選んだまであります。失礼極まりない
F4SH10N / aran (収録機種:Dance Dance Revolution)
すき……
特にサビ前の一旦静かになってから段々盛り上がってそのままサビへ突入する一連の流れが本当に気持ち良くて最高です。
先日DANCERUSHからjubeatに移植されたCrazy Shuffleもそうなのですが、この低中速のちょっとハネた曲調が自分に刺さりまくりなんですよね~
譜面の話に移りますが、心地よくハネリズムを踏ませてくれて難易度もそこまで高くないので、ちょっと激しい譜面をやると瀕死になってしまう自分でも楽しくプレイすることができます。
⑤ Sulk / SYUNN
【難易度】 BSC : 4 / ADV : 7 / EXT : 9.6
【初出ver】 clan
clanのテーマソングですね。clanの通常解禁要素「clan RECORDS」の曲を最後のCouleur=Blancheまで開けるとclan RECORDSのエンディングとしてこの曲のアレンジと共に曲名がスタッフロール的に流れるという演出がありました。festoでもjubeat大回顧展でpedigreeのアレンジと共に映像が流れるエンディングがありましたが、こういう演出を用意してくれるとイベントをさらに楽しんでほしいというスタッフの気持ちが感じられて一プレイヤーとして非常に嬉しい気持ちになります。次回作でも何か大きなイベントの最後にはエンディング演出があるといいなあと思ってます。THNAK YOUの話はやめてあげてください
Qubellで収録されたMegalara Garudaの重々しいサウンドとはまた一味変わった爽やかなfuture bassになっています。中盤のドロップではそこからまた雰囲気を変えてきますが、その後のドロップ明けからゆるやかに曲の終わりに向かっていく流れは明るさの中に少し物寂しさを感じ、個人的にとてもエモみを感じます。ついにエモいという概念に逃げてしまいました。
EXT譜面はレベル9台初の4桁である1000ノーツとなっており、特にドロップ地帯はホールドの絡んだ厄介な配置になっています。最近はレベル9台後半とレベル10台前半の境目があやふやになってきている感じもありますが、人によってはこの曲が10.1辺りにいても違和感ないのではないでしょうか。
最近は色々な機種にSYUNN氏の楽曲が増えてきましたが、特に好きなのはこの曲です。
Do What You Want / BEMANI Sound Team "SYUNN"(収録機種:beatmania IIDX)
(個別のジャケットはないのでまたしてもサントラのジャケットで)
IIDX27で収録されたSYUNN氏のfuture bassです。IIDXにも氏の高難易度曲は何曲か収録されていますし、なんなら最近メガララも移植されましたが、この曲はSulkよりもさらに王道のfuture bassって感じで好きです。CNやスクラッチが中々いやらしい譜面ではありますが、難易度はANOTHER☆10と控えめです。ボス曲を担当するとそのイメージが強く残りがちですし、やはりメガララの衝撃は凄まじかったですが、こういった中難易度の個性が活きた良い曲も各コンポーザは沢山書いているので自分の好きな曲に巡り合えるとなんだか嬉しくなります。
…ということで序盤にも述べた通りjubeatから脱線しまくった気もしますが、自分の好きな曲やら譜面を語り倒してみました。
次ゲームセンターに行く際は、体調管理等をしっかりした上で気になっていたjubeat以外の機種にも1クレだけ入れてみてはいかがでしょうか…!
こういった形で長い文章を書く経験はほとんどないので読み苦しい点も多かったと思いますが、少しでも「好き」の気持ちが伝わってくれれば幸いです。
そして何より、
12/19のここなつライブ、絶対に見てくれよな!!!!!
伝わった?